夏過ぎに訪問した二ツ小屋隧道の内部に水の流入がありましたが、
それが冬期間はつららに様変わりするとのこと。
装備はあるし、行ってみるか!というのが今回の記事になります。
画像をクリックで拡大表示できますよ
走破区間を確認
以前のGPSログを参考に二ツ小屋隧道を目指します。
GPSログもあるしその通りに進めばいいだろう。
と思ったのですが、結果的には全く違う直登であろうルートをたどることになるのでした。
東栗子トンネルから二ツ小屋隧道の道中
向かっている最中はなれない雪道で写真を撮る余裕がなく、
帰りの画像も混じってます。
東栗子トンネルから向かいます。
ここに登るまでの坂道が異常にきつい。
もともとの勾配もさることながら、
久しぶりの運動で息が絶え絶えになりました。
雪と山と雲と太陽と木。この組み合わせは絶景です。
スノーシューを装着して向かいます。
数日前に向かったであろう人の足跡をたどります。
雪があると風景が様変わりし、本当にここに道があったのかわからないくらいです。自分のGPSは参考程度にして足跡をなぞるように進みます。
足跡は時折急な坂を直登し、七曲坂など知らんとばかりに直進していきます。外の寒さから身を守ってくれるウェアは、内側の熱も逃がさないため、夏の登山ばりに暑さを感じさせてくれます。
あまりの暑さに水をがぶ飲み、雪を口に入れて体温を調整しながら進むありさまでした。
そんなこんなで50分ほどして目的地へ。
二ツ小屋隧道 内部へ
二ツ小屋隧道へ到着。
もたもたと進んでいたためか、
いつの間にか後ろからも人が来ていました。
サクッと中へ進みましょう。
覆い隠されそうな雪に囲まれた隧道へ
素晴らしい氷柱の光景が広がります。
画像がボケまくってますがすいません。
まだ水の音がする所もあれば、氷で完全にせき止められたであろう所も。
隧道北側の崩落箇所の水は凍り付いており、
氷の存在が水の流れていた跡を感じさせます。
↑北側出口の雪の量。
画像ではわかりにくいですが150cmくらいはあるかな?
あわよくば、二ツ小屋隧道を超えた先の烏川橋まで…
なんて向かっている最中は考えていたのですが、
自分の認識の甘さを痛感いたしました。
まさに「雪山を舐めるな」
沢に滑落して這い上がることもできずに死ぬ姿が思い浮かびました。
ですが、二ツ小屋隧道までは割りと人の往来は多く、
マイクロバスでの団体訪問もあるようです。
祝日の朝7時前には登り始め、車に戻ったのが9時半頃だったのですが、
駐車スペースに戻った頃には車が多く駐まっていました。
天候や積雪の状況などで難易度は大きく変わると思いますが、
不慣れな人も経験者と登るなどして訪問してみてはいかがでしょうか。
スノーシューで歩くことだけでも楽しいですよ。
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