ドローンを飛ばしたいけどどうすればいいのか。
そんな前知識の習得におすすめなドローン検定についてです。
ドローン検定とは
ドローン検定協会が実施している筆記試験です。
実技ではなく筆記(マークシート形式)というのがポイントです。
無人航空従事者試験(以下、本検定)は、筆記による試験で、1級~4級に分けて実施いたします。
https://drone-kentei.com/about1.htmlより
試験の内容は、用語や機体の構造といった基礎知識から、飛行に関する特性、電気電子工学、航空力学、気象学、関連法規などを問う問題となっています。 級数に応じて出題範囲と難易度が異なります。
また、このドローン検定協会は
国土交通省にも所要の条件を満たすと認められております。
国土交通省 航空局運行安全課 平成29年6月1日
https://www.mlit.go.jp/common/001187203.pdf
受験のメリット
知識を得られる
ドローンを買ってみたいけど、どこを飛ばせるの?
ドローンを飛ばすときの注意点は?
どうやって操作するの?
などなど、
ドローンの操作の基礎知識から法規制までが学習範囲なので
検定テキストを学習するだけで基本的な知識を得ることができます!
すでにドローンを飛ばしている人も、飛ばしたことがない人も
講習会や教習を受けたことがない人は
知っておいて損がない内容になっております。
合格者は国土交通省への提出書類が簡単に作れる
国土交通省へ許可承認申請が必要な際に、
合格者用の専用サイトから証明書を簡単に作成することができます。
サイトへ飛行ログを記録することもできるので
10時間の飛行実績を提示することもできます。
国土交通省の無人航空機に係る飛行許可申請を行う際の
「無人航空機の操縦の知識や能力に関する確認を簡略化」
にも認められています。
筆記試験なので知識の部分だけになるでしょうが、
それでもないよりは良いですね。
基礎技能講習の座学4時間免除
ドローン教習所
https://drone-kentei.com/rps/#course
こちらを受験する方は座学1の4時間が免除されます。
のちのち教習を受けようと考えている人も恩恵があります。
逆に言えば、
基礎技能講習の座学1を4時間(4,100円✕4時間)を受ければ
3級を合格したのと同等になります。
時間とお金、どちらを取るかご判断におまかせします。
学習方法・学習時間は?
公式テキストを購入して学習します。
問題もこのテキストの例題とほぼ同内容なので
物覚えが良い人なら、ひと通り読みすすめるだけで合格圏内に入るでしょう!
私は試験の2・3日前から学習を進めましたが
実学習時間は10時間もありませんでした。
簡単な計算問題(四則演算と平方根)もありますが、
割り切れる数値になります。
概算でも答えは求められるでしょう。
ひたすらと解説を読む→例題を解く を繰り返します。
問題文を見た瞬間に答えが浮かぶくらいになると
余裕を持って合格に到達するかと思います。
ともあれ、最後まで読み勧め、
もう一度読み直すころには
設問の回答欄をなくとも
回答を言えるくらいにはなりました。
受験までの流れ
公式ホームページ → 受験案内(受験申込)
https://drone-kentei.com/place.html
(検定費はクレジットカード払いか銀行振込)
申請住所へ受験票(はがき)が送られてくる
受験(はがき)と筆記用具を持参して受験!
後日、試験結果照会票(はがき)が送付されてくる。
これにより検定協会のホームページで結果確認が可能。
更に後日、合格者には合格証が送付されてくる。
受験結果
受験は無事に合格であることを1〜2週間ほどで送られてきた試験結果照会票で確認できました。
それからさらに2週間ほどたち合格証が送られてきました。
免許証サイズの合格証が添付されているのが誇らしさを感じさせます。
もちろん、この検定は実技に向けた第一歩に過ぎないのでこれから購入したトイドローンでみっちり実技に励みます。
教習所の距離と金額に手頃なところがなかったので、しばらくはバイクの教習を思い出しながら、円を描いたり8の字飛行したりと自分の思い通りに飛ばせるように練習に励みます。
飛ばせるようになったらもっと高価なものにも手を出そうかな……
なんて思っています。
注意点・問題点
はがきについて
受験票(はがき)は本当にはがきです。
圧着されていてペリペリと剥がすタイプでもありません。
ドローン検定の何級をどこで誰が受験するのか
配達人と家族にまるわかりです。
また、試験結果照会票(はがき)も、ただのはがきです。
受験番号と確認番号が記載されておりますが、
これまた配達人と家族にまるわかりです。
受験会場での受験者照会は…?
受験会場へ持っていくものは「受験はがき」と「筆記用具」だけです。
受験はがきには証明写真を貼り付けたりしません。
これって……。
感想・まとめ
ドローンを飛ばして撮影してみたいと思いましたが
何も知識がないうちから買ってみても
私の場合、よくわからないまま使わなくなるのが
オチだったりします。
そんな中、知識から入ることで、
ある程度ドローンを操作する上での
注意点を知ることができました。
実際にドローンを飛ばす時に学んだ知識があることで
挙動の一つ一つに注意を向けて確認しながら
飛ばすことができます。
まだだ屋内で恐る恐る飛ばしている段階ですが
時間を重ねてしっかりと操作できるように
していきたいと思っております。