エクセルの使い方

「連続データの詳細オプションを使ってセルにデータを入力する」Excel 上級講座 その11

基礎講座とあまり変わりません。
2つ目の項目だけがエキスパートの追加要素です。

基礎知識 オートフィル

オートフィルの増減を制御しようというのが今回のテーマです。
オートフィルってなんだっけ?という方は
過去の記事を確認してオートフィルについてご確認ください。

https://milank.jp/excel-b-1-3-autofill-flashfill/

連続データの作成

設定場所

自分で条件を指定して連続データを設定することができます。
設定を見ていきましょう。

入力したいセル範囲を選択して
ホーム → フィル(のアイコン)を選択 

連続データの作成を選択

こちらで連続データを設定します。

①範囲
データの流れる向きを設定します
②種類
数値の変動種類を設定
③増加単位
「種類で日付を選択」している時に選択可能
④データ予測
選択したデータからエクセルが判断してオートフィルを行います。
加算か乗算しか選べません
⑤増分値
種類(と増加単位)の値の変動幅を設定します
⑥停止値
連続データの最終値を設定します

設定例

設定は最初に基準となる数値を先頭セルに入力した状態で
入力させたい範囲を複数セル選択して設定します。

各設定での表示例です。
基準値の行があらかじめ入力しておいた値です。

設定について……

加算はマイナス値を設定すると減算での設定が行えます。

停止値を設定しないと選択範囲いっぱいに表示させることができます。

種類が”日付”の場合は、
増分値は見た目通りの増減を設定できますが、
停止値は1が1900年1月1日とするシリアル値基準です。
例の場合の”44100”は日付で2020年9月26日をあらわします。

そのため、増加単位を週日、月、年を選ぶとそれぞれに合わせて内部でシリアル値の加減算が行われております。

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