必要な人だけが開けるようにしたい!そんな時の暗号化です。
ブックの暗号化を設定する
暗号化することで開く時にパスワードの入力が必要になります。
特定の人だけが見られるようにすることができます。
設定するにはリボンタブから
ファイル → 情報 → ブックの保護
→ パスワードを使用して暗号化 を選択
パスワードの入力ウィンドウが開きます。
入力文字制限は特にありません。
大文字小文字から記号まで、キーボードで入力できるものが対象になります。
入力したらOKを押すと確認のための再入力が促されます。
同じパスワードを再入力してOKすると保護が適応されます
ブックの保護が適応されると下のように表示が変わります。
それではファイルを閉じてから再度開いてみましょう。
このようにパスワード入力が必要になります。
ちなみにパスワード入力を誤るとファイルを開くところからやり直しになります。パスワードを片っ端から入力することがしにくい仕様になっています。
もちろんのことですがパスワードを忘失するとそのエクセルファイルは開くことができなくなります。
パスワードを忘れることのないように気をつけましょう。
暗号化の解除
設定を解除する方法ですが、
解除の仕方は少しわかりにくいので注意してください。
設定したときと同じく
ファイル → 情報 → ブックの保護
→ パスワードを使用して暗号化 を選択
「解除じゃないの?」と思うところですがこれで大丈夫です。
設定時と同じようにパスワード入力ウィンドウが開きます。
解除したいのにパスワードを入力させられますが、
ここを空欄にして【OK】をクリックしてください。
設定した際の背景色の黄色が消えて「パスワードが必要です」の表示が消えました。
これで解除完了です。