IFやIFSに入れ子(ネスト)したり、
条件付き書式に使用すると用途が広がる3つの関数。
そんな使い方を確認していきます。
AND関数の使い方
複数(2つ以上)の論理式を判定し、
すべての条件を満たしていれば真(TRUE)を返し、
そうでなければ偽(FALSE)を返します。
=AND(論理式1,論理式2,……)
・論理式x
真か偽を判定する論理式を入力
AND関数の入力例
OR関数の使い方
複数(2つ以上)の論理式を判定し、
どれかひとつでも条件を満たしていれば真(TRUE)を返し、
そうでなければ偽(FALSE)を返します。
=OR(論理式1,論理式2,……)
・論理式x
真か偽を判定する論理式を入力
OR関数の入力例
NOT関数の使い方
ひとつの論理式を判定し、
条件を満たしていなければ真(TRUE)を返し、
そうでなければ偽(FALSE)を返します。
=NOT(論理式)
・論理式
真か偽を判定する論理式を入力
OR関数の入力例
使用例
IF関数へ入れ子(ネスト)して使用してみます。
入力例の画像で入力されている式、それぞれの表示を確認してみます。
・AND関数で使用した条件
語学と数学の両方が60点以上で合格
=IF(AND(C4>=60,D4>=60),”合格”,”不合格”)
・OR関数で使用した条件
語学と数学のどちらかが60点以上
=IF(OR(C4>=60,D4>=60),”合格”,”不合格”)
・NOT関数で使用した条件
語学と数学の合計が100点未満でなければ合格
=IF(NOT((C4+D4)<100),”合格”,”不合格”)
……という具合です。
その他の使用例 日報編
日報で使用してみます。
条件付き書式を使用して当月外の欄に数値が入力されたら
塗りつぶしを行うことで、入力ミスの警告を行うようにします。
条件付き書式の詳細は別記事をご参照ねがいます。
https://milank.jp/excel-conditional-formatting/
AND関数を使用して
「日付欄が空白」で、かつ「合計値が1以上になっている」の
両方の条件を満たしていたら赤の塗りつぶしによって、
エラーだとわかるように設定してみます。
入力した条件式
=AND($B34=””,$J34>=1)
はい、きちんと「日付が空白」で「合計値が1以上のところ」に塗りつぶしが適応されました。
異常であることがひと目でわかるので便利ですね。
-Excel MOS対策講座-(順次追加作成中)
MOS2016 もくじへ
MOS2016 エキスパートもくじへ
MOS365&2019 もくじへ
-VBA講座-
未作成
-関数の使い方-
VLOOKUP関数の使い方
MATCH関数の使い方
INDEX関数の使い方
IFS関数の使い方
CLEAN関数の使い方
AND OR NOT 関数の使い方
PHONETIC関数の使い方
XLOOKUP関数の使い方
-条件付き書式-
土日祝日に条件付き書式で色をつけろ!