エクセルの使い方

Excel AND OR NOT 関数の使い方

IFやIFSに入れ子(ネスト)したり、
条件付き書式に使用すると用途が広がる3つの関数。

そんな使い方を確認していきます。

この関数はExcel2007以降で使用可能です

使用例はExcel2019によるものです

AND関数の使い方

複数(2つ以上)の論理式を判定し、
すべての条件を満たしていれば真(TRUE)を返し、
そうでなければ偽(FALSE)を返します。

=AND(論理式1,論理式2,……)

・論理式x
 真か偽を判定する論理式を入力

AND関数の入力例

OR関数の使い方

複数(2つ以上)の論理式を判定し、
どれかひとつでも条件を満たしていれば真(TRUE)を返し、
そうでなければ偽(FALSE)を返します。

=OR(論理式1,論理式2,……)

・論理式x
 真か偽を判定する論理式を入力

OR関数の入力例

NOT関数の使い方

ひとつの論理式を判定し、
条件を満たしていなければ真(TRUE)を返し、
そうでなければ偽(FALSE)を返します。

=NOT(論理式)

・論理式
真か偽を判定する論理式を入力

OR関数の入力例

使用例

IF関数へ入れ子(ネスト)して使用してみます。
入力例の画像で入力されている式、それぞれの表示を確認してみます。

・AND関数で使用した条件
 語学と数学の両方が60点以上で合格
 =IF(AND(C4>=60,D4>=60),”合格”,”不合格”)

・OR関数で使用した条件
 語学と数学のどちらかが60点以上
 =IF(OR(C4>=60,D4>=60),”合格”,”不合格”)

・NOT関数で使用した条件
 語学と数学の合計が100点未満でなければ合格

=IF(NOT((C4+D4)<100),”合格”,”不合格”)

……という具合です。

その他の使用例 日報編

日報で使用してみます。

条件付き書式を使用して当月外の欄に数値が入力されたら
塗りつぶしを行うことで、入力ミスの警告を行うようにします。

条件付き書式の詳細は別記事をご参照ねがいます。

https://milank.jp/excel-conditional-formatting/

AND関数を使用して
「日付欄が空白」で、かつ「合計値が1以上になっている」
両方の条件を満たしていたら赤の塗りつぶしによって、
エラーだとわかるように設定してみます。

入力した条件式
=AND($B34=””,$J34>=1)

はい、きちんと「日付が空白」で「合計値が1以上のところ」に塗りつぶしが適応されました。

異常であることがひと目でわかるので便利ですね。

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