地元や日常の知識

福島・米沢間の廃道 万世大路 その3 「現地の様子①」

講義のような内容が続きましたが
今回は訪問時の各所の画像をみていきましょう

みらんく

画像をクリックで拡大表示できるよ

訪問ルートを確認

この記事での訪問区間は大滝宿〜殉職碑跡となります。

訪問時のGPSでのルートは下のようになります。

クリックして拡大

それではそれぞれの区間で
確認された橋や碑をみていきましょう。

大滝宿から殉職之碑まで

下の画像の右側から紹介していきます。
なお、この区間に相生松(あゆいまつ)というものがあったようですが
どれがそうだったのかわかりませんでした。

旧西川橋

車で大滝宿へ向かうと一番奥になります。
赤く見える上の橋は国道13号線にある現在の西川橋となります。

橋を大滝宿側から見た景色
西側からみた旧西川橋

冷蔵庫が不法投棄されています。
ここまで運ぶ労力に見合うのでしょうか 

→ 福島市の正しい処分方法

猪橋跡

いっきに飛んで、大滝第二トンネル西側の近くへ。
読み方は「いのはし」でしょうか?

橋があったのかな?というだけで
現在は姿形もない様相。

トンネルを横切って向こう側へ
姿形もありません。降りて渡りました。
渡ってから。もはやただの沢にしか。

旧日向橋

なんか狭い橋だと思ったら橋脚の長さに対して橋の幅があっていません。
崩壊したのでしょうか?
残ってる部分は頑丈そうなんですけどね。

厚みがあって頑丈そう
橋の上から13号線を望む

滝橋跡

明治期の万世大路部分になります。
こちらも橋の姿形はありません。
流れる滝の様子はなかなかいい雰囲気です。

ここの橋もみる影もなし
滝の雰囲気がとてもよい
渡ってからの画像 岩を切り取ったかのよう

旧新沢橋

明治期の万世大路区間の橋です。
橋脚しか残っていないのが哀愁漂います。

橋脚のみがたたずむ
結構な高さがあります
橋脚は頑丈だったんですかね

新沢橋

昭和の大改修で作られた車両通行に対応した橋。
ですが、いまはポッカリと穴が空いています。
有志の方がコーンを立てて注意を促してくれています。
気をつけて渡りましょう。

国道13号からも見える橋です
結構長い
ぽっかり空いた穴
ここも結構高い

殉職警察官之碑

詳細は前の記事もご参照ください
移転されてここに設置されております。

この辺りは国道13号の駐車スペースから
容易にアクセスできる位置にあります。

旧殉職警察官乃碑

もともと碑が設置されていた場所であり、
遭難した警察官が発見された位置になるようです。
こんな山奥では雪が積もると道も分からなくなるでしょうね…

階段を昇ると
碑があったであろう跡が。
碑跡から空を見上げる

万世大路の記事

その1 工事着工までのいろいろ
その2 万世大路完成後のいろいろ
その3 現地の様子① ←いまここ
その4 現地の様子②

大滝宿のこと

ABOUT ME
みらんく
そのとき取り組んでいることを記事にして備忘録として作成。いろいろ手を出します。